前回五月に続き、また山荘に行ってきました。
季節的に鳥の観察には厳しい時期で、キジも近所で啼いてはいましたが姿は見えず、アカゲラやホオジロなどが目立つ程度でした。一方虫は夏たけなわ、大物の季節に入っていて大変面白い。蝶で言うと山荘の回りを多く飛んでいるのはジャノメチョウとウラギンヒョウモンで、夜になると一般受けするところではカブトやクワガタ類も出ますし、スズメガも春と違うのが数種、ほかにも蝉・カメムシなど、満遍なく充実しています。
個人的には、ツノトンボやカマキリモドキ、そしてヘビトンボの辺りが良かった。夜、山荘の内外で、翅脈を黄色く光らせた巨大怪獣のような虫が壁に掴まっていたら、それがヘビトンボです。おとなしい虫ですが、慣れていない人は悶絶するかもしれないから注意(笑)。
あと、山荘の近辺まで鹿が下りてきていました。
写真は、羽化中の蝉(たぶんヒグラシ)、噂のヘビトンボ頭部、ウラギンヒョウモン、それからヨツスジハナカミキリの交尾。
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