[chronicles]





1971年度山行記録

1971年(昭和46年)6月
  • 両神山個人山行(6月19日-20日)高野久、坂本陽一(高二)
    • 19日三峰口-清滝
    • 20日清滝-両神山-白緯差-秩父

7月
  • 八ヶ岳合宿(7月16日-19日)L高野、坂村雄、坂本、大久保和則(高二)、坂本道哉、永田俊治(中二)、三品裕司、高野信久(中一)、前田辰雄(OB)、平野博志(部長)
    • 16日新宿発
    • 17日
      茅野(3:25一6:05)ー美濃戸口(6:55ー8:15)ー美濃戸(9:38ー10:00)ー赤岳鉱泉(12:43一14:55)一行者小屋ベースキャンプ(15:30)
      茅野から美濃戸口はバスの座席にのれないのでキスリングの上にすわったが、ちょうど通気孔のま下だったので、寒くて気分が悪くなってしまった。
      美濃戸口にて朝食。(大ロシア、ソーセージ、チーズ、カルピス)
      最初のうちは順調だったが、道をどうまちがえたのかすごい原生林の急登となり、みなバテぎみで、小休止の間かくがだいぶ短くなってしまった。
      やはり小休止の時はすわらないで立っていた方がよい。
      赤岳鉱泉では昼食(フランスパン、カルピス、チーズ、ソーセージ)と昼寝。とてもいい気持で寝たがあまりいいことではないと思う。
      夕食(カレーライス)、飯があまりうまくなかった。肉がみその味がした。
    • 18日
      行者ベースキャンプ(7:15)ー赤岳(8:45-8:55)ー横岳奥ノ院(9:5Oー10:05)ー硫黄岳石室(10:55ー11:35)ー硫黄岳(11:50ー12:00)ー行者ベースキャンプ(13:00ー14:17)ー中阿コル(14:57ー15:02)ー阿弥陀岳(15:2Oー15:30)ー中阿コル(15:45)ー行者ベースキャンプ(16:00)
      Aテント3:00。Bテント4:00に起床。Aテントにより朝食(みそ汁:飯:紅茶)、たいへんまずかった。
      前日はたせなかった阿弥陀登頂は今日やる予定だったが、道をまちがえて文3郎道により赤岳に直接登頂。その急登にはどぎもを抜かれた。また、この高山的だいごみ(ハイ松、高山植物の群落、岩りょう)にはスカーッとした。
      赤岳ではガスにより好展望は望まれなかった。横岳は岩りょうの山で印象的であった。赤からイオウまではぼくのはじめてのりょう線であった。風の強いのでおどろいた。
      荷物が軽いせいかみなバテないようであった。
      帰って来てからの冷たいスイカは最高であった。
      阿弥陀は苦労したわりには悪天候で展望もめぐまれず、帰りには雨もふり出す始末で、あまり意味がなかった。
      夕食はビーフシチュー。たいへんうまかった。
    • 19日
      行者ベースキャンプ(8:30)一美濃戸(9:32)ー美濃戸口前の河原にて解散(9:58ー11:20)ー茅野(13:05-一5:00)一新宿(18:06)
      Bテント4:OOに起床。スパゲティミートソースはなかなかうまかった。
      下り南沢沿いはすごい下りで、おりていくうちにみな足をいためたようだ。ぼくも足がねんざぎみになってしまった。
      美濃戸口前の河原にて昼食。友だちといっしょに川で遊んだ。ここからは荷物料金が安くなるということで、ぼくが荷物を2人分しょ一ったが、結局少しも安くならなかった。
      茅野で玉子どんぶりを食べ、氷イチゴを前田さんにおごってもらった。


      [総評] 僕としては3千米級の山は始めてなので、高山的気分を充分に満きつできてたいへんいい経験をした。また天幕の中での先輩や先生との語らいは、とても重要な意味を持つと思う。[坂本道哉]

きっと行者でしょう。
中学一年の三品裕司。天幕といい、風貌といい、時代を感じさせる1枚です。
とずいぶん違います。
赤岳へ。中央は前田さん。

8月
  • 鳳凰三山個人山行(8月2日-4日)高野(高二)、高野(中一)、部外者一名
    • 2日新宿発
    • 3日甲府-夜叉神峠-南小室小屋
    • 4日南小室小屋-薬師岳-白鳳峠-広河原
  • 丹沢主脈個人山行(8月9日-10日)坂本(中二)、部外者一名
    • 9日大倉-塔ヶ岳-丹沢山-蛭ヶ岳-檜洞丸-箒沢
  • 雲取山個人山行(8/28-29)坂本(高二)、高松武信(高一)
    • 28日奥多摩-鷹ノ巣小屋
    • 29日鷹ノ巣小屋-雲取山-三条ノ湯-御祭-奥多摩
  • 本仁田山個人山行(8月22日)高松(高一)。鳩ノ巣〜本仁田山〜奥多摩
  • 夏季中央アルプス合宿(8月25日-30日) L高野、坂本 (高二)、高松 (高一)、太田弘一 (高三)、前田 (OB)、平野 (部長)
    • 25日新宿発
    • 26日伊那市-桂小場-五合目下
    • 27日五合目下-駒ヶ岳-中岳
    • 28日中岳-宝剣岳-檜尾岳
    • 29日檜尾岳-空木岳-空木小屋
    • 30日空木小屋-駒ヶ根鉱泉-駒ケ根






9月
  • 大菩薩嶺個人山行(9月23日-24日)坂本、永田(中二)
    • 23日新宿発
    • 24日塩山-裂石-大菩薩嶺-裂石-塩山
  • 第一次春季合宿偵察(9月23日-26日)高野、池谷純一(高二)、高松(高一)。
    • 23日上野発
    • 24日黒磯-峰の茶屋-茶臼岳-朝日岳-峰の茶屋-避難小屋
    • 25日避難小屋-三斗小屋-大峠-三本槍岳-大峠ー避難小屋
    • 26日避難小屋-峰の茶屋-黒磯

10月
  • 谷川岳個人山行(10月2日-3日)高松(高一)
    • 2日出合-肩の小屋
    • 3日肩の小屋-谷川岳-天神尾根
  • 鞠子沢遡行(10月17日-19日)高野(高二)、坂本、永田(中二)
    • 17日奥多摩-丹波キャンプ場
    • 18日キャンプ場-鞠子沢遡行-キャンプ場
    • 19日キャンプ場-奥多摩

11月
  • 奥武蔵個人山行(11月21日-22日)高野(中一)
    • 21日吾野-子の権現
    • 22日子の権現-川又-有間尾根-金比羅尾根-川又
  • 丹沢表尾根個人山行(11月28日)高松(高一)他二名。
    ヤビツ峠〜塔ヶ岳〜大倉

12月
  • 鶏冠山個人山行(12月5日)高野(高二)、高松(高一)。塩山〜西沢渓谷〜鶏冠尾根〜西沢渓谷〜塩山
  • 第二次春季合宿偵察。高野、坂村、池谷(高二)。
    • 第一日上野発
    • 第二日黒磯-峰の茶屋-朝日岳-茶臼岳-峰の茶屋-三斗小屋
    • 第三日三斗小屋-大峰-三斗小屋-峰の茶屋-黒磯
  • 丹沢大倉尾根個人山行(12月26日)高松、藤田信一(高一)。
    渋沢〜大倉尾根〜渋沢
  • 冬季八ヶ岳合宿(12月29日-1月2日)L高野、SL坂本(高二)、高松、藤田(高一)、坂本(中二)、松宮幹彦(OB)、平野(部長)
    • 29日新宿発
    • 30日
      新宿(23:55)ー茅野(5:35ー7:00)ー美濃戸口(7:4Oー8:35)ー朝食(10:O0ー10:30)ー天幕場(2:45)ー就寝(8:15)
      前夜、大勢の先輩諸氏に見送られて新宿を出発する。今合宿のOBは松宮さんである。茅野に着いたが多勢の登山客でバスをかなり待ってしまった。美濃戸口でパッキングを直し出発。美濃戸をすぎたところで朝食にする。それまでぼくがかなりバテたので心配だった。2回目の小休止あたりからぼくも調整ができたのかついていけるようになった。しかし、こんどはヨウイチがバテはじめたり、高野さんが足がつっておくれたりして隊が3つに分裂してしまった。これはあまりいいことではないと思う。しかし何とか3時ごろには行者の手前に天幕を張った。昼食をとっていなかったせいか作業がはかどらなかった。今日は西コルまで行くつもりだったが、天気の悪化と全員の体力も心配なので西コルはあきらめる。
    • 31日
      起床(2:50)ー天幕場(6:00)ー中阿コル(7:2Oー7:50)ー阿弥陀岳(8:2Oー8:35)一中阿コル(9:20)ー天幕場(9:55ー12:30)ー中山乗越(12:40)ー天幕場(5:00)ー就寝(12:15)
      起床は3時だったが、ぐずぐずしていたために6時出発にしてしまった。まだうす暗い中を出発。中阿コルまでは意外と順調に進み、りょう線に出てからオーバーズボン、ヤッケ、アイゼンなどをつける。阿弥陀の登りは急のうえにあまり雪がしまっていないめで、アイゼンがよくきかず少し心配だったが、ぺ一スよく予定どおり山頂に立つ。まったく天気がよく、南北アルプス、本峰など360度の展望だった。早々に下る。しかし、技術のみじゅくのために非常にてこずり、中阿コルまで一時間もかかってしまった。OBにこんなものではだめだといわれ、赤岳行きを断念し天幕場へ引返す。途中なだれがあって一人足を折ったようだ。それらしきデブリも見られた。昼食をとり中山乗越へ雪上訓練をしに行く。かつらく停止、キックステップなどを主にやった。今日は大みそかなので夜おそくまでドンチャンさわいだ。いざ寝る時になって、藤田さんがはいたのにはおどろいた。
    • 1日
      起床(5:30)ー出発(8:40)ー硫黄岳(10:30)一天幕場(11:50ー12:40)一雪上訓練(12:50)ー天幕場(4:00)
      今日は一日中雪上訓練予定であったが、それもあまりおもしろくないので、午前中硫黄岳だけ行ってくることにする。しかし藤田さんはカゼの為残るので、それに先生がついて2人を残して出発した。
      雪は昨日とちがってしまっていて、アイゼンがきき気持がいい。非常に全員調子がよくりょう線までの急登を休まず登った。りょう線の寒さは格別でヤッケをつける。少し岩場をこえてだだっ広い山頂につく。休みもそうそうにもどる。はじめ休んだところで食べたモモの味は忘れられなかった。下りも順調に行き天幕場につく。昼食をすませ近くの斜面に訓練に行く。アイゼン歩行を主に、かつらく停止もやった。ごの時、ヨウイチさんがブレードであごを切るなどのこともあってあとがしらけ天幕場にもどる。合宿最後の夜を楽しみ就寝。
    • 2日
      起床(4:30)一天幕場発(6:30)一美濃戸口(8:0Oー9:45)
      朝食はうまくでき、6:30に出発。てっ収に手まどったが意外と早かった。あとは美濃戸口まで早いペースで下る。まずいことにぼくのうしろは高松さんだったのでいちいちハッパをかけられうるさかった。でもそのために僕も元気づけられ美濃戸口に着く。しかし、バスは9:45で一同あきれた。その一時間近くを飲んだり食っかりしてすごす。茅野にて解散。ぼくは先生と急行で帰ったが、先輩たちは鈍行で帰ったようだ。[坂本道哉]

1月
  • 雲取山個人山行(1月14日-16日)高松、藤田(高一)、坂本(中二)。
    • 14日鴨沢-(ビヴァーク)
    • 15日奥多摩小屋-雲取山-奥多摩小屋
    • 16日奥多摩小屋-鴨沢

2月
  • 丹沢主脈個人山行(2月1日-2日)坂本(高二)、藤田(高一)、坂本(中二)。
    • 1日藤野-東野-姫次-原小屋平
    • 2日原小屋平-蛭ヶ岳-塔ヶ岳-大倉-渋沢
  • 第三次春季合宿偵察。高野、池谷(高二)。
    • 第一日黒磯-峰の茶屋-三斗小屋
    • 第二日三斗小屋-大峠-大倉山-三倉山-大倉山-大峠-三斗小屋
    • 第三日三斗小屋-峰の茶屋-朝日岳-峰の茶屋-黒磯

3月-4月
  • 那須連峰春季合宿(3月30日-4月4日)L高野、坂本、池谷(高二)、高松(高一)、永田(中二)、小野恒夫(高三)、林恒生、矢部博道(OB)、平野(部長)
    • 30日上野発
    • 31日黒磯-峰の茶屋-朝日岳-峰の茶屋-避難小屋
    • 1日(停滞)
    • 2日避難小屋-三斗小屋-西尾根
    • 3日西尾根-大峰-大倉山-三倉山-大峰-西尾根
    • 4日西尾根-三斗小屋-黒磯
  • 那須朝日岳個人山行(4月8日-10日)高松、藤田(高二)、坂本(中二)
    • 8日上野-黒磯
    • 9日黒磯-茶臼岳-避難小屋
    • 10日避難小屋-峰の茶屋-朝日岳に向う途中、雪崩発生。高松、坂本の両名が遭難、死亡。詳細は『岩燕』追悼号を参照してください。




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