麻布学園山岳部昭和56年度卒業生にして、2006年に歴程新鋭賞を受賞した「気鋭の詩人」ズボラーこと浜田優が、「流れる山の情景」と題された山の本を山と渓谷社から上梓しました。今まで詩集は何冊か刊行していますが、山の本は初めてです。

内容紹介によると、「感覚と思索の山へ。気鋭の詩人にして登山を愛する著者が、ビビッドな思索の糧として「山」を記述する試み。失われつつある山岳書を再興する、詩と散文・エッセイ・紀行。 」となっています。

このサイト（コラム）で発表済みの文章に加筆修正したものも含まれるほか、本文中の写真を高坂元顕が撮影しているなど、麻布山岳部にも縁の深い書籍です。ぜひお近くの書店でお求めくださいますよう。または以下のリンクから、出版社や販売サイトの該当ページを直接開くことができます。

• オンライン書店BK1「流れる山の情景」
• 山と渓谷社「流れる山の情景」
• amazon.co.jp 「流れる山の情景」
• インプレスダイレクト「流れる山の情景」

最後に本人によるご挨拶。「月刊誌『山と渓谷』に連載した15編の詩と散文に，文学作品をめぐるエッセイ，それに山行記（沢登り）を併せて1冊にまとめた本です．AAC のホームページに載っているエッセイも，加筆して３編を収録しました．同期の高坂元顕が撮った写真も入っています．密度の濃い内容になったと自負しております．書店などで見かけたら，ぜひ手に取ってご覧いただければと存じます．」