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■ 2007年度 春合宿     野本 勇  [2008/4/8]

08年 春合宿を無事に終えました

年々、計画が早く出来るようになりましたが、今回、教師側の都合で、4月に入ってからになりました。

計画段階で、部員数が多いので、中学・高校と分ける事も考えましたが、合宿なのでせめて、一泊だけでも全員そろう日程を考えて、中学は、金峰山まで、高校生は金峰山を越えて、朝日の先まで という計画を立てさせました。

合宿準備が、春休み中なので 少しは心配をしましたが、おおむねスムースに準備が出来たようです。

4月1日(火)に韮崎駅集合で、時間的な問題から私は八王子から甲府まで特急電車を利用しましたが、夜行電車や急行が無くなり、特急を利用しなくてはならなくなり、余分な交通費がかかるようになってしまいました。

全員、遅れる事も無く、タクシーで みずがき山荘まで車を利用。前日 雪がだいぶ降ったとの事で、運転手から途中でチェーンを付けます といわれましたが、道路上には雪はありませんでした。

写真 左 みずがき山荘前で 準備体操 右は大日岩前でのキャンプ

登山入り口で スパッツを着け、重い体を動かして本日のキャンプ場へ。テントの設営が今までになくひどく、雪上なのに傾斜がひどくマットも荷物も全て足下へ。

米の炊き方がなかなか上手く、おいしくいただけるのだがおかずの中身が少し寂しい。今後の課題で、何とかして欲しい。

2日目、朝から快晴で雪もよくしまっており、アイゼンを付けて出発。しかしスピードが上がらずに、気温だけがあがり雪がべたつき始めました。中学生は、金峰山の往復なので。荷物も軽いのですが、高校生は縦走と言うことで荷物が重いので、列の後半を歩かせたのですが、雪に足を取られていました。

思った以上に、雪が深かったこと、トレールの後がはっきりせず、ルートを外れるときがあり、思った以上に時間がかかりました。

森林限界を超えて、頂上が見えるとホットするも、ガスが出てきて見晴らしが悪くなり風の冷たさが身にしみました。

写真 左 頂上まで あとわずか 右 頂上直下の五丈岩

頂上を独占しましたが、じっとしていると寒いので、増子先生に高1をお願いして中学生を早めに下山させることにしました。

特に、自分らで作ったトレールを戻り、行きとは違って問題無くキャンプ場へたどり着きました。

戻ると、ほっとしたのか行動が緩慢になりましたが、次のキャンプ地(富士見平)に向けて、移動しました。

富士見平にテントを張りましたが、前日と違って雪がかなり溶けており、水の確保に心配しましたが、水場を確認に生かせると、わずかに水が流れていたので、ほっとしました。

金峰山で
中学生の下山

最終日、みずがき山にアタック後にテントを撤収としましたので、朝はのんびりと起床しました。(朝食とその後の準備に予定時間を過ぎてしまった)

みずがき山の登山口
頂上

快調に、頂上まで踏み跡を探しながら(まっすぐ登るので道から外れる心配はありませんが) 頂上へ。ただし、私はマイペースで彼らより5分から10分程度遅れての登頂でした。

頂上で十分に景色を見て 下山しました。テントをたたみ、バス停へ(ただし冬はバスは増富温泉まで)、林道を2時間かけてバス停へ。生徒はタクシーを呼びましょうと言いながら、電話をかけましたが、携帯は圏外であきらめ

増富温泉にたどり着いてのが、思ったより遅く、温泉に入る時間は無く、バス停の前の店で、うどんを食べて 今回の春合宿を解散しました。 とにかく、今回は天候に恵まれました。持って行った防寒具は一回も用いることはありませんでした。


野本



■ 2007年度 冬合宿     野本 勇  [2007/12/24]

少し残念な合宿でした

21日、八王子経由で茅野駅に向かいましたが、電車は思ったより空いておりました。以前は八王子で特急に乗り込む生徒が多かったのですが、今回は高1が1名と中2の 生徒が1名でした。

茅野からバスで渋ノ湯へ我ら以外に数人が降り立ち、昼飯と身支度を調えて黒百合平へと登り始めました。


天気は快晴とまでは行きませんが、気持ちの良い青空でした

特に、問題もなく 快調に黒百合平にたどり着き、我々が最初にテントを設営を始めました。本格的な雪原でのテントの設営は初めてなので、雪踏みから始めましたが、テントを設営するまでにだいぶ時間がかかってしまいました。(竹ペグの準備が全て終わっていなかった)

テント設営の前の一休み、平日ということもあり、人影はまばらでした。


22日 本日は、高?の足慣らしと、中学生の中山経由で高見石までの往復です。

残念ながら、朝テントの外に出ると曇り空で見通しは思った以上になく、ただ雪の上を歩くだけになってしまいました。

朝の出発風景
高見石より白駒池を望む

中学生は、初めての冬山でちょっとした岩場を楽しんでいました。

高見石から天幕場に戻ってみると、さすがに土曜日ということもあり、いろいろなテントが張られておりにぎやかでした。

23日 撤収日

前日の夜より、低気圧の移動で悪天候が報じられていたので、高1の天狗岳への登頂はあきらめることにしていました

夜中に少し(生徒から見ると大量)雪が積もっていましたが、思っていたほど天候は崩れませんでした。それでも、他のパーティが天狗へのアタックを見ていると、ラッセルとルートの取り方にかなり手こずっていました(小屋から見える範囲内でも)

朝のテント撤収は、なかなか進まないものです。さすがに高1は何とかテントをたたんでいました。 準備が出来て出発する頃には、かなりの人が下山しておりましたのでしっかりとトレースは出来ておりました。

10時半頃には、渋ノ湯にたどり着きましたバス停にたどり着く頃には、天気も回復して、青空が見え始め、天候の動きも 半日程度ずれておれば、山の頂上での景色も違ったのではないかと思うと 残念でした。

今回、中1も雪上でのテント生活が経験できたことは、今後の活動に大きな進歩があったような気がします。来年はもう少し雪山らしいところにいける可能性が出てきました。

以上 野本 です



■ 2007年度 8月尾瀬合宿     野本 勇  [2007/8/24]

8月の20日〜22日にかけて尾瀬に中学生 6名で登ってきました。

細かな報告書は生徒から出ると思いますので、感想だけ述べておきます。

20日 集合場所の新宿駅から、高速バスで大清水まで乗り換えなしで便利ですが、時間がかかりました。たたバスの乗客が少なかったので思ったよりは楽でした。

大清水まで快適な道路で、前回尾瀬に来たのは何年前だったかなと思うほど久しぶりです。


天気もよく、大清水から三平峠を通ってキャンプ場へ。このキャンプ場は数年前に廃止になり今年から復活したそうで、テントサイトには全面板が敷き詰めてあり快適なものでしたが、水場にいって驚きました。なんと、水道に食器・食材の水洗い厳禁と書いてあります。1日ぐらいなら何とか食器をペーパーで洗ってすませることも出来そうですが、山小屋はいろいろなものを洗い流しているので何とかして欲しい。

21日 今日は燧が岳にアタックですが、前日の夜に雷をともなう大雨でどうなるかと思いましたが、朝には青空も見えて登山日和となりました。登山途中からは、尾瀬沼もよく見えて、景色の良さに感動しましたが道が悪くひどいものでした。以前来たときは道もしっかりしており、岩も歩きやすかったのですが、道がえぐれて、岩もつるつるでしんどかった。

それでも、コースタイム通りに頂上にたどり着き、お汁粉などを食べのんびり出来ました。尾瀬沼と元気な中1の写真です

22日は 尾瀬に来たので尾瀬ヶ原を通って下山しました。それなりに尾瀬に感動したようです。


バスで、戸倉まで戻ってバスで新宿に向かいましたが、バス停でいつもの通りに、トランプゲームに没頭している彼らでした。

このとき、短時間に猛烈な雨が降りましたが、屋根付きの待合所だったので最後まで、雨具を出さずにすんだ夏合宿でした。

最後に、今年の中学生は体力もあり今後が楽しみでした。(最後の登りでコースタイムを半分近く短縮され私は彼らについて行くのが精一杯でゆっくり歩けと怒鳴る気力もありませんでした)


野本 勇



■ 2007年度 夏合宿 南アルプス(甲斐駒・仙丈ヶ岳)   野本 勇  [2007/8/24]

今年も 天候が落ち着かず、最初の計画からかなり変更してしまいました。それでも合宿の当日は、天候も安定し暑いくらいでした、

2日目 に甲斐駒にアタックしましたが、久しぶりの大人数でクラブ合宿らしさが出ました。今年の1年生はなかなか頼もしいものがありました。この日、日焼け止めクリームを忘れてしまって家に帰ってから大変でした。

3日目 何年前に合宿で登ったか忘れましたが、そのときに頂上で出会った高校の先生が、部員2名をつれて登ってこられ最後の部員ですというのが気になっていて、今度私が合宿でくるときは我が身かと思っていました。

仙丈岳で、増子先生グループと別れて、小仙丈岳で、天気も回復し暑い中天幕場へ戻りました。

4日目 下山日で、一般的にはバスで広河原に出て、甲府へ帰るのですが、前日に確認したところ広河原へのバス運行がまだ難しいとのことと、時間的に余裕があるので、戸台へ歩いて帰ることにしました。朝早かったのでバス停で確認できなかったのですが、この日からバスが全て正常に戻ったそうです。歩き始めてすぐに道があれていて手入れがされていないのが分かりました。しかし、途中の沢の橋が流されたままでまさか徒渉するとは思いも知れませんでした。そんな関係で思ったより帰りが遅くなってしまった。

夏後半の尾瀬の山行でもそうですが、地元の経済効果が優先され以前みたいに歩いて山を登るというのは、地元の人から見れば嫌われるのかなと思った。

野本 勇



■ 2007年度 4月オープン山行 高尾山    野本 勇  [2007/4/22]

本日、今年度最初の月例山行に 高尾山に行ってきました。

この時期は、今年度入学した中1の生徒にどれだけ宣伝できるかも含んでおりますので、毎年高尾山に上っています。それも中1はクラブ見学という意味合いが強いので、頂上でごちそうをする事にしています。(といっても 豚汁ですが)

入学時に数人山岳部入部希望者がいたのですが、部室に行っても誰もいない状態が続いたので、他の部へ行ってしまいました。

その後、私が授業の時にクラブの宣伝を行い、昨日やっと見学してくれる生徒を見つけ出し(結果として6人が集まりました)本日、楽しく上ってきました。

部員数と併せて、19名の大人数でした。

右の写真が 今年参加してくれた 中1です(クラブ見学ですので名前は伏せます)

頂上で中2による豚汁づくり と全員の写真です
雨がぽつぽつ降っていましたが、12時には下山を始めて、高尾山口で2時には解散しました。

次回は、文化祭あけの5月に 中央沿線の山に行くことを指示し帰宅しました。

そのうち、藤森君から詳しい報告があると思います。

野本 勇



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